本サイトは,初等中等教育現場における土壌の理解と知恵を育てる教育のあり方について検討し,土壌教育活動を実施することを目的に日本土壌肥料学会に設置された委員会の情報を掲載しております

ようこそ土壌教育委員会のサイトへ!

 土壌は生命と環境を育み,自然や社会環境の中で多面的な役割と機能を果たしています。土壌教育委員会は1982年以来初等中等教育現場における土壌の理解と知恵を育てる教育のあり方について検討してきました。
 本サイトでは土壌教育委員会のこれまでの活動および今後の予定などを紹介します。このページを読んでいただいた皆さんは勿論のこと,もっともっと沢山の子供たちや人々が土壌に興味を持つようになることが,私たちの切なる願いです。

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土壌教育活動だより 88-3

2017年6月 5日 Posted in 土壌教育活動だより Posted in お知らせ

 土壌教育委員会の事業活動を紹介する.平成29年3月19日に桐生自然観察の森(群馬県桐生市)にて,土壌解説板の寄贈式と土壌の観察会を行った.寄贈式では,桐生市より(一社)日本土壌肥料学会宛に感謝状が送られた.観察会では,田村憲司副委員長(筑波大学)が講師を務め,羽生一予研究員(同),筑波大学の学生2人が当日スタッフとして参加した.観察会への参加者は48名(大人18名,子供30名)であった.平成29年4月15日,(一社)日本土壌肥料学会 学会事務所(東京都文京区)にて平成29年度第1回土壌教育委員会を開催した.委員会には,委員11名と担当理事の計12名が出席した.議事の内容は,本年度事業計画と予算について,仙台大会での高校生ポスター発表会の概要,等であった.

 土壌教育にかかわる活動をされた会員の方は,支部選出の土壌教育委員までお知らせ下さい.委員の連絡先は,土壌教育委員会のウェブサイトhttp://jssspn.jp/edu/の「委員のページ」をご覧ください.なお,平成29年度より小川直人氏(静岡大学)が中部支部選出の委員となりましたのでご注意下さい.

(日本土壌肥料学雑誌 第88巻第3号 掲載)

高校生ポスター発表会(仙台)のお知らせ_後援追加

2017年5月18日 Posted in お知らせ Posted in 高校生ポスター発表会のご案内

平成29年9月5日〜7日に開催の日本土壌肥料学会2017年度仙台大会におきまして、9月5日(火)に高校生ポスター発表会を下記の通りに開催いたします。詳細は実施要項をご確認ください(宮城県教育委員会から後援をいただきましたので3月24日公開の実施要項等を手直ししました)。なお、過去の高校生ポスター発表会の内容についてはこちらをご覧ください。

■目的
高校生がクラブ活動や課外活動などで行ってきた研究の成果を発表し、研究成果について専門研究者と議論したりアドバイスを受けたりすることに加え、研究者との交流を通じて、更なる研究の発展を考える機会を提供することを目的とします。さらに、この発表会を通じて、高校生が土壌や植物生育、食料生産、環境問題に対して理解と関心を高めるとともに、広く自然科学に対する興味を深め、今後の成長に資することを目的とします。
■主催
一般社団法人 日本土壌肥料学会
■後援
宮城県教育委員会
■日時
平成29年9月5日(火)(大会1日目)午後(16時以降)
■会場
東北大学青葉山新キャンパス(仙台市青葉区荒巻字青葉468-1)
■対象
原則として、高等学校または高等学校に相当する教育機関に在籍する生徒であること。国籍は問いません。
■応募資格
対象教育機関の生徒(指導教員も参加可)
■分野
化学、生物、地学、環境学およびそれに関連した科学研究一般の中で、以下のキーワードと関連する分野
キーワード:土壌、肥料、植物栄養、食料生産、環境

土壌教育活動だより 88-2

2017年4月 5日 Posted in お知らせ Posted in 土壌教育活動だより

 土壌教育委員会の教員研修・普及事業を紹介する.平成28年11月4日,埼玉県日高市中沢の雑木林において,自然体験活動指導者養成講座を保育士,幼稚園・小学校教諭の計35名を対象に実施した.福田直委員(武蔵野学院大学)が講師として参加した.講座では,「自然における土壌の役割」を講演し,森林階層構造と土壌構造,土壌断面などの観察を行った.平成28年11月26日,武蔵野学院大学・武蔵野短期大学において,「土のふしぎを考えよう」という題目で「子ども大学」を開催した.「子ども大学」は,地域の子どもを育てる仕組みを創るため,埼玉県が推進している事業である.小学校4年生~6年生(計47名)を対象に,「地球は土のわく星」,「土って何」,「土のはたらき」,「土の生きもの」,「土のしん食」,「土と食りょう」の講義と, 「いろいろな土の観察」,「土の粒子」,「土の吸着」の観察・実験を行った.参加した子どもたちからは,「土のふしぎをたくさん知り,地球の大切なものであることを学べてよかった.これから土に関心を持っていきたい」,「吸着実験で土と砂の違いがよくわかった」,「土にはまだわからない生きものがたくさん住んでいることを聞いて,土がしん食でなくなってしまうことは絶対にさけたい」といった感想が寄せられた.

 次に委員による土壌教育活動を紹介する.平成29年2月15日,那須烏山市立境小学校(栃木県那須烏山市上境)において小学4年生15名,小学5年生11名を対象に里山体験学習を実施した.講師・スタッフは,平井英明委員長(宇都宮大学),宇都宮大学農学部の大学生4名であった.人々の命を支えている土の面積を実感するために,各家庭で食べている年間のお米の重さを調べ,それを,お米の収量(精米で400 kg/10a/年)を基に面積に換算する演習を行った.その後,「なすひかり」,「こしひかり」,「ゆうだい21」について,お米の試食を行った.最後に,児童に里山と都市の写真を見せて,里山と都市の違いについて自由に感じた事柄を発表した.里山には自然が多いことがよく理解できたという声が寄せられた.

 土壌教育にかかわる活動をされた会員の方は,支部選出の土壌教育委員までお知らせ下さい.委員の連絡先は,土壌教育委員会のウェブサイトhttp://jssspn.jp/edu/の「委員のページ」をご覧ください.

(日本土壌肥料学雑誌 第88巻第2号 掲載)