土壌教育委員会がかかわる活動を紹介

2018年度神奈川大会における公開シンポジウムのお知らせ

2018年7月13日 Posted in お知らせ
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2017年3月公表の新学習指導要領に新設された「雨水の行方と地面の様子」の単元(小学校第4学年理科)において「土の粒」が取り上げられたことから,日本土壌肥料学会は「土の粒」指導案を作成し,2018年1月に公表しました。

これを受け,日本土壌肥料学会2018年度神奈川大会では,文部科学省教科調査官の鳴川哲也氏をお招きして「いま改めて問う,土をどう教えるか-土壌教育の再設計と未来の学習指導要領-」と題した公開シンポジウムを下記の通りに企画しましたので,お知らせします。

当日は,新学習指導要領への「土の粒」導入の経緯と本学会の対応を紹介するとともに,将来の学習指導要領で「土」を取り扱うための新たな視点の可能性(土壌教育の再設計)について議論する予定です。是非ご参加ください。


日 時:平成30年8月31日(金)13時〜16時(大会第3日目)
会 場:日本大学 生物資源科学部(藤沢市亀井野1866,アクセス
    2号館 1階 211講義室
参加費:無料

プログラム

開会の辞

新学習指導要領と「土」に関する学習について〜学習指導要領改訂のポイントと新内容導入の経緯~
   鳴川哲也(文部科学省初等中等教育局教育課程課)

「土の粒」指導案作成の背景と考え方
   福田直(武蔵野学院大学)

「地面をつくる土の粒と雨水の行方」の指導案およびその教材開発とWEBでの公開
   森圭子(埼玉県立川の博物館)
   村野宏達(名城大学)
   赤羽幾子(農研機構)

人類の生存基盤としての表土の重要性を実感する
   平井英明(宇都宮大学)

土壌が地球環境問題の主役であることを効果的に伝えるには
   白戸康人(農研機構)

食べる窒素と環境中への窒素ロス~窒素の循環利用に欠かせない土の機能~
   江口定夫(農研機構)

総合討論

閉会の辞

案内ポスター:pdf file ダウンロード(936KB,掲示等にご利用ください)
 
シンポジウム提案者
 平井英明(代表)・赤羽幾子・菅野均志・村野宏達・福田直

問い合わせ先
 平井英明(宇都宮大学)
 E-mail: hirai@cc.utsunomiya-u.ac.jp