土壌教育委員会がかかわる活動を紹介

土壌教育活動だより 84-5

2013年10月 5日 Posted in お知らせ Posted in 土壌教育活動だより

 土壌教育委員会の活動を紹介する.福田直委員長(武蔵野学院大学)は,8月7日,8日の両日(両日とも参加者数は約60名.),日本大学生物資源学部において開催された高校生のための実験教室「バイオサイエンス・スクール2013」(主催:公益社団法人日本農芸化学会関東支部)に参加した.今年度から,日本土壌肥料学会が共催となった.内容は,午前が講義,午後が実験の1日のメニューであった.実験の内容は,「香りの神秘」,「君も植物の名医」,「働くタンパク質 酵素」,「微生物の顕微鏡観察」,「血液の役割を試験管内で見る」であった.

 また,平成24年7月12日,埼玉県立川越高等学校のスーパーサイエンスハイスクールにおいて,福田委員(当校のSSH推進副委員長)が,「河川流域における植生分布と土壌形成」について講演した.

 次に,支部による土壌教育活動を紹介する.中部支部では,7月21日に豊田市自然観察の森において「土壌観察会-土の不思議にせまる!-」を開催した(参加者は大人15名,子供16名).講師は,岡村穣氏(名古屋市立大学),浅川晋氏(名古屋大学),礒井俊行氏(名城大学),加藤雅彦氏(岐阜大学),山崎真嗣氏(岐阜県環境管理技術センター),中川威佐夫氏(三重県農業研究所),池田彰弘氏,瀧勝俊委員(愛知県農業総合試験場)の8名であった.豊田市自然観察の森における土壌観察会は,今回が8回目である.

 土壌教育にかかわる活動をされた会員の方は,支部選出の土壌教育委員までお知らせ下さい.委員の連絡先は,土壌教育委員会のウェブサイトhttp://jssspn.jp/edu/の「委員のページ」をご覧ください.

(日本土壌肥料学雑誌 第84巻第5号 掲載)