土壌教育委員会がかかわる活動を紹介

土壌教育活動だより 90-1

2019年2月 5日 Posted in お知らせ Posted in 土壌教育活動だより

 委員による活動を紹介する.2018年度神奈川大会3日目の公開シンポジウム「いま改めて問う,土をどう教えるか-土壌教育の再設計と未来の学習指導要領-」を開催した成果の一つとして,森圭子委員(埼玉県立 川の博物館)が東京都小学校理科教育研究会における領域別研究発表会「地球委員会」および同「生命委員会」を参観する機会を得た.平成30年10月22日(月)に開催された地球委員会では単元名「雨水の行方と地面の様子」が,11月6日(火)の生命委員会では単元名「生物と環境」が扱われ,これらの単元で土を教える取り組み方法や分かりやすい実験の必要性等について意見交換を行なった.

 次に支部の活動を紹介する.関東支部は,平成30年12月1日(土)の支部大会(朱鷺メッセ 新潟コンベンションセンター)において「高校生による研究発表会」を開催した.当日は,関東支部圏の高等学校から3課題(3校)およびオープン参加の新潟農業大学校から1課題のポスター発表が一般発表と並行して行われ,高校生と支部会員との間で熱心な議論が交わされたた.大会に参加した支部会員の投票により,最優秀賞1課題(新潟県立長岡高等学校)および優秀賞2課題(栃木県立宇都宮白楊高等学校,新潟県立加茂農林高等学校)が選ばれた.また,新潟県農業大学校にはポスター賞が贈られた.関東支部では,来年度も同発表会の開催を予定している.

 本欄では会員の皆様の土壌教育活動も紹介します.情報をお持ちの方は支部選出の土壌教育委員までお知らせください.なお,委員会の構成については公式ウェブサイトhttp://jssspn.jp/edu/の「委員」をご確認ください.

(日本土壌肥料学雑誌 第90巻第1号 掲載)