コメント募集:指導案「地面をつくる土の粒と雨水の行方」
平成29年度3月に公表されました新学習指導要領(小学校理科)において、第4学年では項目「(3)雨水の行方と地面の様子」が新たに加わり(83ページ)、その指導目標は「雨水の行方と地面の様子について、流れ方やしみ込み方に着目して、それらと地面の傾きや土の粒の大きさとを関係付けて調べる活動を通して、次の事項を身に付けることができるように指導する。」ことと記されております(「土の粒」登場に関する当学会の平成29年6月1日付アナウンスはこちらをご覧ください)。
今回の学習指導要領の改訂において、「土の粒」のねらいは防災にあると捉えられます。土砂災害等(自然災害)との関わりで土の粒の大きさや雨水の流れ方/しみ込み方を取り上げる際に、土壌教育的観点からの指導は効果的です。そこで、土壌教育委員会では、実験を通して地面をつくる土の粒の大きさによって水のしみ込み方が変化することに児童が気付くことを目標とした指導案「地面をつくる土の粒と雨水の行方」ver0を作成しました。
こちらから本指導案のpdfファイルをダウンロードいただき,皆様方−本学会員,関連学会員、教育現場の方等−のご意見を下記の要領でお知らせくださいますようお願い申し上げます。
ご意見の締め切り:平成29年9月21日(木)
ご意見の送付先 :dojoukyouiku@gmail.com
なお、本指導案へのコメントは平成29年9月5日〜7日に開催されます日本土壌肥料学会2017年度仙台大会の土壌教育関連の発表会場でも受け付ける予定です。当日配布しております所定の用紙にご意見を記入いただきまして、回収箱に投函くださいますようお願いいたします。
追記:掲載しておりましたメールアドレスに誤りが見つかり,9月11日に該当箇所を修正しました。既にコメントを送りくださいました方は,お手数ですが,再度メールを送付くださいますようお願いいたします。
追記2:寄せられましたご意見を参考にしまして,2018年1月10日に指導案「地面をつくる土の粒と雨水の行方」の最終版(tsubu-jssspn2018.pdf)を公開いたしました(本ページで2017年9月11日に公開しましたコメント募集用指導案のファイル名は tsubu-jssspn2018beta.pdf に変更いたしました)。皆様のご協力に深く感謝いたします。