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シンポジウム

2025年度日本農学会シンポジウム「農‍学‍に‍お‍け‍る健康とは?」(2025.10.4)

 2025年度日本農学会シンポジウムが下記の通り開催されます。

 詳細およびポスターは以下のURLを参照ください。

https://www.ajass.jp/Sympo/2025sympo.html


日  時:2025年10月 4日(土)10:00~

会  場:東京大学弥生講堂 対面 ・ オンライン配信 のハイブリッド開催

主な対象:一般、学生、院生、若手研究者

講演要旨:講演要旨のPDFは後日農学会HPに掲載します。

冊子は別売(500円/1部-要事務局連絡)

事務局連絡先(電話:03-5842-2287、FAX:03-5842-2237、E-mail:office@ajass.jp)

参加方法:会場参加は直接会場にお越しください。

オンライン参加者の方は事前登録をお願いいたします。

https://forms.gle/iiYzg1mvqSftKfSQ6

内  容:

 近年、鳥インフルエンザやアフリカ豚熱などの疾病、気候変動や極端現象、さらには表土流亡やマイクロプラスティックなどによるとみられる農林水産分野を含む環境や動物などへの被害が大きくなりつつある。一方で、代替タンパク質などの農林水産分野におけるイノベーション技術の開発も進んでいる。これらの環境(生態系)や動植物への影響は多方面かつ横断的におよび、農学における自然科学や社会科学における持続可能性への挑戦は、より喫緊の課題と認識されている。その中で、ワンヘルス(One Health)という概念が世界的に注目されるように、動植物の健康や環境・生態系の健康(健全性)は、相互に密接に関連してヒトの健康とも結びついていることから、環境と動植物などの健康を通じたより良き関係を目指し、農学においても多くの研究が行われている。農学では、作物の健康、土壌の健康、家畜の健康、魚の健康、森林の健康、環境(生態系)の健康(健全性)、その回復・再生から発展に向けたさらなる挑戦が行われている。本シンポジウムでは、日本の農学における多様な分野の"健康"への挑戦および実績とともに、その将来について、議論する。

プログラム:

「人と植物の健康に影響を及ぼす植物の微量気体の交換」 
  谷 晃(静岡県立大学食品栄養科学部)

「気候変動下におけるコメの眠りと澱粉代謝」 
  三ツ井 敏明(新潟大学社会連携推進機構) 

「家畜健全育成からヒトの健康生活の向上に貢献するイムノバイオティクスの魅力」 
  北澤春樹(東北大学大学院農学研究科

「食と健康 -食品の機能性の観点から-」 
  山本(前田)万里(農研機構 食品研究部門)

「樹木医学の視点から見た樹木の健全性」 
  太田祐子(日本大学生物資源科学部)

「水産生物の健康とヒトとの関わり:養殖業の健全で持続的な発展のために」 
  佐野元彦(東京海洋大学学術研究院)

「気候変動・食料危機と土壌の健康」 
  藤井一至(福島国際研究教育機構) 

「食と生態系の健康を支える有機農業の可能性 -「環境再生型農業」の再定義-」 
  金子信博(島根大学生物資源科学部 

「生物多様性と人々のウェルビーイングをつなぐ農業の役割」 
  橋本 禅(東京大学大学院農学生命科学研究)

「総合討論」 
  司会 金子豊二(日本農学会副会長)


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