2015年12月10日(木)から12(日)にかけて、東京ビッグサイトで開催されたエコプロダクツ2015におきまして、国際土壌年記念巡回展「土ってなんだろう」の一部展示を行いました。本展は埼玉県立川の博物館主催、日本土壌肥料学会および日本ペドロジー学会が共催となり、全国10か所の博物館やイベント会場を巡回しております。
<展示ブースの全景>
エコプロダクツの開催期間中に1,500名を超える見学者があり、大変盛況でした。とくに、東京農工大学農学部の土壌学研究室の協力のもとで行った「光る泥団子づくり」では、250個用意した泥団子がすぐに無くなってしまうほどの人気を集めました。
<展示ブースの全景>
<光る泥団子づくりに挑戦している小学生たち>
見学者は、初めて目にする土壌モノリス(土壌標本)を前にして、本学会員による展示解説を興味深げに耳を傾けていました。見学者の中には、自然観察会を主催する方も居られ、土壌の観察をどのように行ったら良いのかといった相談も寄せられました。そこで、希望者には土壌教育委員会が作成した「土壌の観察・実験テキスト」の配布を行い、土壌教育の普及啓発にも取り組みました。
なお、本展の一部はJSPS科研費 15HP0032 の助成を受けて行いました。