事務局より
総会後に,「土と肥料」の講演会を同会場で行います.
近年,社会全体でデジタル化に向けた取り組みが行われていますが,農業も例外ではなく生産から流通・販売までの様々な場面でデジタル化の実現が検討されています.立地条件や栽培履歴などが多様な圃場で展開される農業において,デジタル化によって適切な土壌管理や施肥の効率化を図るためには気象や養分状態など多様な情報が不可欠です.そのため,圃場や土壌情報の収集や提供手法,モデルによる有機物分解や養分の動態予測などが重要なツールとなります.2024年度「土と肥料」の講演会では,農業のデジタル化実現を目指して取り組まれている事例について講演を行います.これらの講演を通して,土壌管理のデジタル化を考える機会とします.
参加費は無料です.会員・非会員を問わずどなたでも参加できます.なお,会員,賛助会員所属者を対象としたオンラインでの同時配信を計画しております.申し込み方法等,詳細は3月初旬を目安に学会ホームページ( https://jssspn.jp/ )でご案内いたします.
「土と肥料」の講演会ポスターはこちら(2024年度土と肥料の講演会ポスター.pdf)です。所属先にてご掲示ください。
日 時:2024年5月18日(土)14時30分~16時00分
場 所:東京大学山上会館(東京都文京区本郷7丁目3−1)
テーマ:土壌管理のデジタル化を目指して
講演者と演題:
丹羽 勝久(株式会社ズコーシャ)
「リモートセンシング技術を活用した土壌情報の面的評価」
朝田 景(農研機構農業環境研究部門 土壌環境管理研究領域)
「土壌の窒素見える化ツールの開発と適切な窒素施肥に向けた活用」
【タイトル変更になりました】