事務局より
(公財)日本学術協力財団より学術会議叢書28「日本の食卓の将来と食料生産の強靭化について考える」が刊行されました。
学術会議叢書シリーズは、現代科学が直面する問題に、科学者が専門的領域を超えて学術的視点から考察する学術書です。
今、日本の農業は様々問題を抱えている。農地の減少、農業人口の減少、食料自給率の低下などが言われて久しい。一方で、世界からは「日本食」に高い関心が寄せられ、メイド・イン・ジャパンの農林水産物や食品の輸出額は年々増加している。
世界でも、人口の増加による食糧需要の増大や気候変動による生産の不安定化、家畜等の感染症の拡大など、食をめぐる状況は刻一刻と変化している。私たちの毎日の食卓を彩る「食」の将来はどうなるのか。本書はそれらを多角的に考察する。
目次・執筆者・入手方法等は、下記URLを参照ください。